日時 | 会場 | プログラム | 風景 | |
![]() 不妊・不育とこころの研修会 |
2007年2月2日(金) 午後18時30分〜 |
岡山大学病院南T病棟11階 11Cカンファレンスルーム |
プログラム 変更後 新プログラム |
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第2回 不妊・不育とこころの講演会 |
2006年8月19日(土) 午後1時〜4時30分 |
岡山大学医学部保健学科3F 301大講義室 | プログラム | スナップ写真 |
第1回 不妊・不育とこころの研修会 |
2005年12月9日(金) 午後5時30分〜7時 |
管理棟6階 第8カンファレンスルーム |
プログラム | スナップ写真 |
第1回 不妊・不育とこころの講演会 |
2005年7月9日(土) 午後1時〜4時 |
岡山大学医学部 図書館3階 大講堂 |
プログラム | スナップ写真 |
講演会の内容のDVDを相談室で見ることができます.ご希望の方は,相談室までご連絡下さい.
医療スタッフの方でご興味のある方は,研修会のDVDも相談室で見ることもできます.
臨床研究「不育症症例における精神的ストレスの経時変化」で2006年日本不妊カウンセリング学会で学会賞受賞.当センター,岡山大学医学部・歯学部附属病院・産科,岡山大学大学院保健学研究科の共同研究で
相談室の新聞取材(山陽新聞2006年7月12日)
「不妊・不育とこころの相談室」における相談内容について
2005年度の相談活動のまとめ(pdf)
2004年度の相談活動のまとめ(pdf)
1999年以後「新エンゼルプラン」,「健やか親子21」,「少子化対策プラスワン」などで,不妊専門相談センターを各都道府県に設置することが目標とされ,岡山県では2004年5月に「不妊・不育とこころの相談室」を開設した.今回,その活動を評価するため2004年度(11ヶ月間)の相談の解析を行った. 生殖医療担当医師,不妊カウンセラー,看護師,保健師,助産師が相談員として参加,また,精神科,内科,泌尿器科医などの協力も得ている.毎週水・金曜日の午後1時〜5時に予約制で無料相談を行っている.電話,Fax,E-mailでの相談や,ホームページ(http:// www.okayama-u.ac.jp/ user /hos/ funin/ index1. html)上での情報提供も行っている.
2004年度の相談件数は515件で,約2割の97件が来所,約半数がE-mail,約3割が電話による相談であった.相談人数は239名で,女性が約94%で,30代が約61%を占めていた.相談内容は,不妊に関するものが約半数,不育症が16%,遺伝疾患も含めた種々の疾患のための妊娠への不安が8.5%,また,分類困難な複合的相談が約1/4を占めていた.
電話やE-mailでの相談が全体の約80%を占めており,物理的,時間的な利便性や,匿名性が求められている.平日午後の開所であるため,職業を持っている男性は利用しにくい可能性がある.不育症患者の相談件数も比較的多く,妊娠してからの相談も多いため,カウンセラーには妊娠に関する知識も要求される.また,夫婦間,医師・患者間などの人間関係や,種々の社会的・経済的問題も絡んだ相談も多く,サポートする側にも種々の知識や他職種との連携が求められている.